【完結】最高糖度のキミが好き



「あの、さっきから全然状況が掴めないんだけど、そんな前から私のこと好きだったの……? でも私たち初めて会ったのって高校だよね……?」



「違うけど」



「え」



「受験する前、市の図書館通ってたでしょ、中学生の瑞香ちゃんは」



 あの頃は、家にいると料理したくなるし、勉強したくないしで、図書館に通って無理矢理勉強していた。休憩時間と称して、頻繁にレシピ本のところに居たけど。心が壊れそうだった時だ。



「そこで見つけたんだ。一目見て、胸が締め付けられて……この女の子しかいないと思って……それまで、適当に、ぼーっと生きてたけど、頭がはっきりした感じがしたんだ。だから瑞香が着てた制服から、中学割り出して、その中学に知り合いがいるツテを使って、志望校調べ上げて、高校同じにしたんだ」