「大丈夫。私枕とか変わってもぐっすり眠れるんだ。それに日野くん床で寝たら身体痛くなって仕事とかに支障が出ちゃうよ」
「いや五十嵐さんの身体も壊れるって」
日野くんは枕を作る私の手を掴んだ。私が首を横に振って否定しようとすると、彼は「なら」と私の言葉をさえぎる。
「一緒に寝よ。同じベッドで。半分こしよ」
「えっ……」
それなら私は床……いやお風呂で寝たほうが心穏やかに眠れる。日野くんと一緒に寝るなんて心臓が潰れて死んでしまう。絶対床がいい。節々が痛くなっても。
「無理だよ、私は床に寝るよ」
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