【完結】最高糖度のキミが好き



 誰か運命の人との絆を強めるというより恋人同士で行って二人の永遠を願うもののようだ。では恋人同士じゃない者同士で行けばどうなるのかとサイトを進んでいくと、不意に画面が着信を知らせるものに切り替わった。



 中央には「日野くん」と表示され、彼からの着信を通知している。慌てて私はベッドから飛び起き通話ボタンを押した。



「はっはい」



「あ、五十嵐さん?」



「うん、五十嵐」



 電話の向こうの日野くんの声は、なんだか焦ったように聞こえる。



「悪いんだけどさ、部屋に行ってもいいかな、五十嵐さんの泊まってるホテルの」



「えっ」



 彼の全くの予想外の言葉に絶句した。返事が出来ないでいると「泊まるはずだったホテルが押さえられてなくて、それで雨降ってきちゃって、今ホテルの近くにいるんだけど……っ」と日野くんはどこか走っているような様子で話を続ける。