「俺も終わったよ。じゃあ行こうか。お土産とか買おうよ」
日野くんに手を取られついていく。周りを見るとやっぱり恋人同士しかいない。縁結びというより、元からある縁を強化する……という方が有名なのかもしれない。
早速こうして来たわけだし、ホテルに戻ったら調べてみよう。私はなんとなく違和感を感じながらも、縁結び神社を後にしたのだった。
◆◆◆
「ふー」
あれから日野くんとお土産を買った私は、ホテルへと戻り割り振られたホテルの一室のベッドに横になっていた。
もうお風呂も入って髪も乾かし終えたし、消灯まですることがない。
今の時刻は大体二十時過ぎで、消灯が義務づけられている時間まではあと二時間ある。
部屋は一人一部屋割り当てられ、他の子たちはどこかの部屋に集まったりしてる子もいるらしい。でも芽依菜ちゃんは多分真木くんのお世話をしている気がするし、どこに行く気もしない。



