「行こう、縁ちゃんと結んで、いらないのは切ってもらわないとね」 「うん」 あれ、縁を、切る? どことなく不穏な声色に私は疑問を抱きながら、私は日野くんと共に神社へと向かったのだった。 ◆◆◆ 「ここで、好きな人と結ばれますようにってお祈りするんだよ」 日野くんが真っ赤なしめ縄がぶら下がった神社を指さしながらこちらに笑いかける。