「ん」 そして芽依菜ちゃんといえばいつも通り真木くんのお世話をしていた。 真木くんもパーカーにパーカーを重ね着したような服を着ているせいか、いつもの制服の時とあまり変わらないように見える。 あれこれ不安そうに瞳を揺らしている芽依菜ちゃんが私服姿でいることで、なんとなくいつもと違うことがわかるくらいだ。 二人を横目にぼーっと景色を眺めていると、近くの女子たちが話を始めた。 「今日そういえば日野くんいなくない?」