「ドラマ、秋から放送するって聞いたよ、すごいね」 「えっ……五十嵐さん、興味があるの?」 「あ、えーっと、友達が日野くんのこと応援しててね、主演ってすごいね」 日野くんは私の言葉に「そっか」と視線を落とした。さっき、私がドラマと言ったときは少し圧らしきものを感じたけど、どことなく波が引いていくような気がする。 「あげてたもんね」