【完結】最高糖度のキミが好き




「実はさっき宅配届けてもらったんだけど、その人女の人で、なんとなく嫌な感じがして……。特に何も無かったんだけど、怖くなって五十嵐さんに連絡送っちゃったんだ」



 ……宅配。



 日野くんは以前、夕食を運ぶ業者に嫌な目に遭わされている。そのことがフラッシュバックしたのかもしれない。弱々しい声色に胸を痛めていると、彼は「今日、忙しい日なんだよね? ごめんね」と頭を下げた。



「ううん。大丈夫だよ」



「でも、今日用事があるって言ってたよね?」



「そうだけど……でもほら、日野くんの安全には変えられないことだし」