「そう! 真木くんが寝てるの教卓だから! ベッドじゃないの! ここ学校! 起きてっ!」 芽依菜ちゃんが一生懸命揺らすと、真木くんは半分溶けかけながら身体を起こしていく。そしてむずがるみたいに呻いてまた眠ろうとした。 「真木くん、起きて」 「めーちゃん声おおきいねぇ」 先程とは異なる彼の様子に戸惑っていると、ポケットに入れていたスマホが振動した。