【完結】最高糖度のキミが好き


「好きなら好きって言わないと、手遅れになるって言ってるんだよ」



 すらすらと流れるような言葉が突然聞こえてきて目を見開く。声の主は真木くんだ。そして今、教卓に座っているのは先程とは打って変わって気怠さなんて何も無い年相応の佇まいの彼だった。



 突然豹変した様子に驚く暇もなく、彼は言葉を続ける。



「人間なんて、どんなに取り繕っても矛盾だらけの獣なんだよ。結局その場その日で定義をどんどん変えていく。相手はこうだ、なんて決めてたら痛い目見るよ」