【完結】最高糖度のキミが好き


 彼の返事は食器の音や調理の音に重なって聞こえない。ここからだと、日野くんの背中しか見えない。だから彼が食べてるところを見なくて済む。



 前までは、彼の食べている所を見ていることが好きだったのに、今は、彼がこちらに背中を向けていて、良かったとすら思った。



 日野くんを元気にしたい。幸せになってもらいたいのに、なんでこんなことを思ってるんだろう。もうやだ。何でこんな性格の悪いこと考えてるんだろう。どうして、こんな。