「それにしても美味しそうに出来たね、日野くん」 「そうだね」 その声を聞いて無意識に視線がそちらに向いてしまった。彼は背を向けているからその表情は見えないけれど、周りの女の子はカレーの入ったお皿を手に嬉しそうに彼へと話しかけている。