「へぇ……」 「それでその二人が他の人に目移りしちゃうと、目移りした人じゃなくてされた人がどんどん呪われて殺されるんだって! 怖いよね!」 「ふうん」 日野くんは興味がなさそうだ。彼の班は私のいる班の向かい側だから、その姿がよく見えてしまう。私は俯いて、もう十分綺麗になったテーブルを拭くことを繰り返す。