【完結】最高糖度のキミが好き



「五十嵐さんを構成してるものに関わってるって、感慨深い。いっつも俺は五十嵐さんに作ってもらってるから」



 私の作ったもので、日野くんが構成されている……?



 そう考えるだけでなんだか胸がじんわり温まるような嬉しい気持ちになった。彼の役に立てて、嬉しい。もっと役に立ちたい。



「俺、五十嵐さんの料理ずっと食べたいから作るの上手くならなくていいと思ってたけど、こんなに美味しそうに食べてもらえるなら料理の勉強しようかな」



 その言葉は駄目だ。本当にもう勘違いしそうになる。せっかくの日野くんの作ったシチューだ。きちんと味わって食べたいのに。