【完結】最高糖度のキミが好き




「ううん無いよ。五十嵐さんの分だけ入れて回しちゃって。その方が速いから、ね?」



「わかった」



 脱衣所へ向かい。洗濯機に買ってもらった服を入れて回す。



 洗濯機は最新型だけど、手順は前に日野くんに「好きな時使ってね」と教えてもらい覚えていた。きちんと動き出したのを確認してから、彼は今一体何を作っているのかが気になってきた。



 バターの香り。あと少しだけど野菜の香りがしたかも。あとは炒めてて……。



 クイズのように連想しながらリビングに戻ると、丁度日野くんがダイニングテーブルにお皿を並べ終えた後だった。