「おはよ、五十嵐さん。っていってももう夜の十一時だけど」 日野くんの言葉に時計を慌てて確認すると、確かに午後十一時……それもあと二十分くらいで日付が変わろうとしていた。 駄目だ。長居しすぎだ。彼に迷惑をかけてしまう。私は慌ててソファから立ち上がった。 「ご、ごめん今から帰るね!」 「だーめ。今日は泊まっていきな? もう夜も遅いし、それに五十嵐さんすごく疲れてるから寝ちゃったんでしょ? 心配だから今日はもう外に出しません」 「でも」