【完結】最高糖度のキミが好き



 飲んでいるとほっとしたのかどんどん身体の力が抜けて来て、瞼が重たくなってきた。

 冷めてしまっては勿体ないと飲もうとするけれど、腕も酷く重たくて力が入らない。段々と日野くんの声も遠くなってきて、子守唄を歌われるみたいにぼーっとしてきた。



「ああ、眠たくなってきちゃった? 一回お昼寝したほうがきっと疲れもとれるから、寝ちゃった方がいいよ」



 なんとかチャイを飲み切ると、日野くんが私の手からマグカップを取る。お礼を言おうとするけれど、口が上手く開かない。眠くて眠くて仕方ない。呂律が回らない。



「……ひ、の、く……」



「大丈夫だよ五十嵐さん。眠ってていいからね。五十嵐さんが眠っている間に、全部片づけて綺麗にしてるから安心してね?」