【完結】最高糖度のキミが好き



 とにかく今の彼の状況はあまり良くない気がする。最近朝お腹が空いた時用と予備に作り置きをしているけれど、ちゃんと減っていたし彼は朝ご飯を食べる習慣が出来てきたとも言っていた。



 一度、病院を勧めたほうがいいかもしれない。考えていると、明るく可愛い声が彼の名を呼んだ。



「あれ、珱介?」



 咄嗟に繋いでいた手を離す。声の聞こえてきたほうへ顔を向けると、そこには佐々木さん、そしてクラスは違うけれど見覚えがある他のクラスの女子たちや男子たちがいた。



 河内くんの姿もある。彼女は女子バスケ部に入っていたから、バスケ部の集まりなのだろう。