もっとパンツみたいな、スカートじゃないほうが良かったかもしれない。悶々としていると、肩に手を置かれた。 「お待たせ」 日野くんがこちらを覗き込んでいる。今日は伊達メガネをかけていて、格好もすごく大人っぽい雰囲気だ。爽やかな色のワイシャツがよく似合っている。なんだかいつもと違う人のように感じていると彼は私のほうを見て微笑んだ。