【完結】最高糖度のキミが好き



「うん、どうぞ。私は早速おやつ作り、行ってくるね」



 そう言ってキッチンへと向かった私は、おやつ作りの為に手を洗いながらふと重要なことに気付いた。



 日野くんに、場所を教えていない。



 慌ててキッチンを出ると、トイレの扉の前には彼に貸したスリッパがきちんと並んでいた。その様子にほっとしてまた踵を返していく。



 ……ん?



 思えば日野くんは、何でトイレの位置を把握していたんだろう。