【完結】最高糖度のキミが好き



 家の中に入ったりすることはないから留守にしていても平気だけれど、水は使えない……なんてことが書いてある。



「……あれ」



 でも、おかしい。水道局の点検は両親が海外に発つ当日に行われたはずだ。



 きちんと水道局の人っぽい制服を着ていた。帽子をかぶっていたから顔はあまりよく分かっていなかったけれど、確かに工具も持っていたし。



 両親が急いで出なきゃいけないことを知ると、「こちらはこちらでやっておくから、お二人は準備をしていてくださって大丈夫ですよ」と親切に答えてくれた人だ。