私はお茶を淹れつつ、疑問に思っていたことを彼に問いかけることにした。 「ねえ、日野くん。どうして商店街にいたの?」 「近くで撮影があったんだよ。前に俺もあの商店街行ったことあって、電話越しに聞き覚えがある曲が聴こえて来たから、探してみたら五十嵐さん見つけて」 「なるほど……」