【完結】最高糖度のキミが好き



「う、うん。五十嵐です」



「ははは、良かった。今仕事終わって帰るところなんだけど、声が聞きたくなって」



 声が聞きたいとか、言わないでほしい。心臓がぎゅってする。業界というやつで培ったコミュ力とかなのかな。心臓に悪い……。



「そ、そうなんだ」



「ふふ、ねえ五十嵐さん、ちょっと振り返って後ろ見てくれない?」



「後ろ?」