【完結】最高糖度のキミが好き




 しばらく深呼吸を繰り返していると、彼はテーブルに置いてあった雑誌を片付けはじめこちらに顔を向けた。



「ねえ、五十嵐さん今度水族館行こうよ」



「えっ?」



「今日みたいに、演技の練習してほしくて」



 日野くんは上目遣いをするようにこちらを見ている。