【完結】最高糖度のキミが好き


「えっと、ひ、日野くん?」



「恋人同士ってさ、こんな風に近付くと思うんだけど」



 いつになく近くから見える日野くんの表情。その瞳はどこか昏くて、吸い込まれそうだ。肌の質感さえ詳細にわかってしまいそうで、視線を逸らせば手を握られ、顔を背けることすら難しくなってしまう。



「五十嵐さんって、けっこー睫毛長いね」