「が、餓死って……」 「五十嵐さんが半年くらい俺のこと放っておいたら、そこら辺で骨とかになってるんじゃない? そのうちニュースでやると思うよ。この部屋も事故物件になるから、相当安く買えるだろうね」 日野くんの目は本気だ。彼が指さす方向にはカーペットが敷かれていて、力なく横たわり瞳を閉じる彼の姿を想像して怖くなった。しかし彼はどこか興奮した様子で「俺のこと殺したくなったら、いつでも殺していいよ」と恐ろしいことを話す。 「し、しない! そんな恩を仇で売るようなこと絶対しないよ」