「ありがとう。日野くん」 「気にしないで、普段五十嵐さんにしてもらってることだし……。こちらこそいつもありがと」 夏の日差しを受けながら、日野くんは笑う。彼の笑顔は何度も見たはずで特に思うことなんてなかった。