【完結】最高糖度のキミが好き


「日野くんの家って小ぶりなお皿は一枚も無い?」



「ううん、二人分ならあるよ」



「なら大きめのほうがいいと思うよ。ワンプレートご飯とかも出来るし」



「そっか……じゃあ二枚買おうかな」



 彼はお皿を二枚取った。あれ、でも一人暮らしなら一枚でいいような。でも、割ったときのこともあるし、何枚買うかは日野くんの自由だ。納得していると日野くんは今度はグラデーションのように並べられているカラフルなマグカップを指で示した。



「ねえ、俺は黒が好きなんだけど、五十嵐さんは何色が好き?」



「オレンジと水色かな?」