【完結】最高糖度のキミが好き




「うん。分かった」



「ありがと」



 日野くんと一緒にお店の中へと入っていく。内装は白が基調とされて、床はぴかぴかとこちらを反射していた。端にはテレビで見たとおりのバスケットがあって、商品棚には紅茶だったり、食器だったり、小物が並べられている。彼は食器の列へ向かうと、一つ二つと手に取ってこちらに振り返った。



「早速だけどこのお皿と、この沢山あるやつならどっちがいい?」



 視界に入ったのは大きめのお皿と、それより二回りほど小さな中皿の五点セット。

 平たいお皿は冷ましたり、大きめのお皿にワンプレートとして盛ったり、とわりと使う。中皿は取り分けで一枚は必要だけど、五点もいらないような……。