篠宮くんとふたりきりで、ヒミツのキス。




うう、自分で言ってて恥ずかしくなってきた。

顔がものすごく熱い。


篠宮くんは私の反応を見ると、額に手を当てて大きなため息をついた。


「……何それ。かわいすぎ」

「かわっ!?」


湯気が出て、沸騰しそうなほど赤くなった私の顔を両手でそっと包み込んで、とろんとした目で見つめるからドキドキが止まらない。


今日の篠宮くん、なんか変だよ。


いつも近いけど……今はもっと近い。
胸が苦しくなってきた。


「今まで喪失感を紛らわすために、適当に遊んできたけどもう必要なくなったよ。心を満たしてくれる奴に出会えたから」


意を決した表情をして、それからはっきりと伝わるように


「倉科が好き。女関係を全部切って、遊ぶのやめるから俺と付き合ってよ」


「……っ!!」


ーードクンッ


嘘……あの学校一の人気者の篠宮くんに告白された!?

信じられないけど、どうやら現実みたいで。


さっきからドキドキの連続で、頭がくらくらしそうだ。