篠宮くんとふたりきりで、ヒミツのキス。




なんで私、押し倒されてるの!?


頭はパニックで機能停止してるし、
ドキドキしすぎて胸が痛いよ。助けて!


「えっと……は、離してください……!」


篠宮くんから逃れようと身を捩ったら、顔の横に両手を押さえつけられて、ビクともしない。


力強いな!?


足をじたばたさせて抵抗しようと試みるけど、無意味な行動。


「今更だけどさ、男を簡単に家にいれたり、部屋に招くとか危機感なさすぎじゃね?
俺だったから理性を保ってるけど、瑞季だったら今頃どうなってたか。秒で喰われるよ」


佐野くんを我慢できないケダモノ扱いしてて、なんか笑っちゃう。

いや、笑ってる場合じゃない!!


ちょっと話したかっただけなのに、完全にスイッチ入ってる!



「しかも、平気で肌を晒して……
倉科って大人しそうなカオしといて、意外と大胆なんだ。初めて知ったわ」


「ひゃあっ!?」


ショートパンツから伸びる太ももを大きくてゴツゴツした手でするっと撫でられた。