「ん、んっ、ふぁ……っ、けい、うっ、くるし……!」
息が苦しくて絶え絶えに抗議をすると、ゆっくりと解放された。
慧くんのキスは心地よくて、いつまでもしたくなるのは間違いない。
……でも、深くて長いからいっつも酸素が持たないの!!
「……ぷはっ!苦しいってば!」
「何回もしてんのに慣れないな。鼻で息してみて」
ふわりと優しく微笑む慧くんが私の頬に繋いでいない方の手を滑らせ、
大きな手が私の頬を包んで顔を少し上に向けると、吸い付くように口付けを落とした。
「んんっ」
「ちゅ……っ、ほら、俺と練習しよ?」
「んっ、ふぁっ、んぅ……っ、む、り……ふぁ、あ……」
最初は事故チューから始まって、もう何回したか数え切れないくらいキスした私たち。
この先もずっと一緒にいられたらいいな。
―――なんて思いながら、
慧くんの首に腕を回して、
私たち以外誰もいない部屋でふたりきり、
ひたすら極甘なキスに溺れていた。
【END】


