篠宮くんとふたりきりで、ヒミツのキス。




慧くんの言葉を合図に、何度目か数えるのをやめた口づけが始まる。


ーーーキスを夢中で受け続けること、
どれくらい経ったかは分からない。


頭がくらくらして、ぼーっとなるくらいにはしたと思う。


今はベッドに寝転がって、慧くんの腕の中でぎゅっと抱きしめられている。



上手く言い表せないんだけど、

大好きな人とするキスはめちゃくちゃ気持ちよくて、幸せいっぱいって感じがするね。


それは慧くんも同じだったみたいで、2人で笑い合った。


「もう、唇がお腹いっぱいって言ってる!」

「なんだそれ。足りたか?」


「うん、そりゃあもう。十分に足りました……また明日から勉強頑張るね」

「そうか、ならよかった。また足りなくなったらいつでも言っていいからな」


「うん、でも慧くん……その、もしかしたら、明日になるかもしれないけどそれでもいい?

今は足りてるけど、明日になったら足りなくなりそうだから」