スマホ没収とかならないように、真面目に勉強しないと!
って意気込んだ矢先
「え……今なんて言った?」
「だから、期末テスト終わるまで、天音を誘わないようにするって話」
放課後、慧くんと帰り道を歩いていると突然そんなことを言われた。
「どうして……?」
「夏休みの間、俺が何回も誘って外に連れ出したから、天音が勉強に集中できなかったんじゃないかって思ったんだよ」
もしかして、私が点数悪かったのを自分のせいだと思ってる?
……いやいや、ぜんっぜん慧くんのせいじゃない!!完全に私が悪いよ。
むしろ慧くんは部活と遊び、それと勉強もちゃんと両立出来ているから見習わないといけない立場だ。
申し訳なさそうに眉を下げるのを見て、慌てて首を横に振り否定した。
「違うよ!?ただ私が勉強しなかったのがいけないの。頑張るから、デートしないなんて言わないで!」
正直に言うと、夏で楽しいイベントが全部終わっちゃって、これから先はテストばっかりだから気が滅入ってるところなんだよ。
毎日好きな人と一緒に帰って、お喋りに花を咲かせたりデートに行くのが大好きで、今はそれだけが楽しみなのに
なくなってしまうのは辛い……!!


