『ぶっちぎりの一位は2年1組!圧倒的な差をつけてゴールです!!』
放送部のアナウンスにハッとなった。
「……あ、終わったんだ」
気づいたら、もうリレーが終わっている。
「カッコよかったー!お疲れ様!」
「タオルどうぞ!」
私のクラスが1位だったみたいで、篠宮くんと佐野くんに沢山の女子が集まっていた。
「あちゃ~、よそ見してる間に終わってた!篠宮の走ってるとこ見れなくて残念だったね天音!」
「明日も見れるからいいよ!」
「それもそっか!」
すると、いきなり綾羽が私の腕を引っ張って立ち上がらせてくる。
「ほらほら、天音も混ざってきな!」
「えっ、私はいいって……わっ押さないで!」


