アルトリシアが話しかけても、ルブはなかなか収まりそうになかった。普段と変わらない調子で諭すサフィと、ありとあらゆる罵詈雑言を吐き捨てるルブの声で頭を支配されそうになる。
と、そこでゼノハルトに話しかけられた。
「なにか食べるか? 落ち着くまでここにいてもいいが」
もう充分泣いて落ち着いている。アルトリシアは首を横に振った。
「平気だよ」
「遠慮する必要はないからな」
「うん」
まだ心配そうな父親に笑ってみせると、ゼノハルトはようやく表情を和らげた。
「このあとはどうするの? お家に帰る?」
「城に用があってな。もう少しいいか」
と、そこでゼノハルトに話しかけられた。
「なにか食べるか? 落ち着くまでここにいてもいいが」
もう充分泣いて落ち着いている。アルトリシアは首を横に振った。
「平気だよ」
「遠慮する必要はないからな」
「うん」
まだ心配そうな父親に笑ってみせると、ゼノハルトはようやく表情を和らげた。
「このあとはどうするの? お家に帰る?」
「城に用があってな。もう少しいいか」

