その言葉通りというのがアルトリシアにはわからなかったが、ゼノハルトは彼女が詳細を尋ねる前にもう神殿の中に入っていた。
神殿の中はろうそくの火が点々と灯されているだけで非常に暗い。外から見えていたよりも狭く、円形の室内に大勢の人が集まっていた。
中央には浅い泉があり、そのちょうど中心に天井まで届くほど大きな彫像があった。柔らかく微笑みかけるこの人物が、ゼノハルトの言っていた神子エルツなのだろう。そうでなければ外から入ってきた人々が頭を下げたり、奇妙な仕草をしたりはしない。
「あれがお祈り……?」
神殿の中はろうそくの火が点々と灯されているだけで非常に暗い。外から見えていたよりも狭く、円形の室内に大勢の人が集まっていた。
中央には浅い泉があり、そのちょうど中心に天井まで届くほど大きな彫像があった。柔らかく微笑みかけるこの人物が、ゼノハルトの言っていた神子エルツなのだろう。そうでなければ外から入ってきた人々が頭を下げたり、奇妙な仕草をしたりはしない。
「あれがお祈り……?」

