夢にまで現れたあの日に、アルトリシアはメルニエラの手で足を焼かれ、そして彼女自身の手で傷を癒やされた。おもちゃが壊れてしまうのは困るからという理由で回復の力を持った魔石を行使する彼女は、やはり笑っていた。
傷が消えても、痛みと恐怖は消えない。
アルトリシアは自身を膝を抱えるようにして、自身を抱きしめた。
なんの夢も見ずに眠れればいいのにと思っていたそのとき、廊下の方が騒がしくなり、ややあってから荒っぽくドアを叩く音が響いた。
びくりと身体を震わせたアルトリシアの前で、勢いよくドアが開く。
傷が消えても、痛みと恐怖は消えない。
アルトリシアは自身を膝を抱えるようにして、自身を抱きしめた。
なんの夢も見ずに眠れればいいのにと思っていたそのとき、廊下の方が騒がしくなり、ややあってから荒っぽくドアを叩く音が響いた。
びくりと身体を震わせたアルトリシアの前で、勢いよくドアが開く。

