そう言ってメルニエラが掲げたのは、先ほどアルトリシアを狙った火球を呼び出したものと同じ赤い魔石だ。
「や……嫌……!」
どんなに恐ろしい痛みが自分を待っているか想像し、アルトリシアは悲鳴を上げた。手に触れる土くれや草をメルニエラに向かって投げつけ、彼女の行動を阻止しようとする。
しかしそんな抵抗は妹をさらに残酷な喜びに浸らせるだけだった。
どうあがいてもアルトリシアはメルニエラから逃げられない。姉のそんな姿は、メルニエラの目に死にかけの虫として映った。
メルニエラはわざとすぐに魔法を使わず、アルトリシアの必死な反応を楽しんだ。
「や……嫌……!」
どんなに恐ろしい痛みが自分を待っているか想像し、アルトリシアは悲鳴を上げた。手に触れる土くれや草をメルニエラに向かって投げつけ、彼女の行動を阻止しようとする。
しかしそんな抵抗は妹をさらに残酷な喜びに浸らせるだけだった。
どうあがいてもアルトリシアはメルニエラから逃げられない。姉のそんな姿は、メルニエラの目に死にかけの虫として映った。
メルニエラはわざとすぐに魔法を使わず、アルトリシアの必死な反応を楽しんだ。

