「ぼくね、狼になっちゃっても人間に戻れるようになったんだよ」
「狼ねェ」
苦笑いしたサフィがなにを言いたいかは、アルトリシアにもよくわかった。
「見ててね! 上手だから! 前よりかっこいい狼になったんだよ!」
自分で言うと、ティトは人の姿から――まん丸の子犬の姿に変わった。
「きゃんきゃん!」
「おー、立派な狼だなァ」
ティト本人はキリッと表情を引き締めて背筋を伸ばしているが、残念ながらその姿は狼ではない。
「きゃうん!」
「狼ねェ」
苦笑いしたサフィがなにを言いたいかは、アルトリシアにもよくわかった。
「見ててね! 上手だから! 前よりかっこいい狼になったんだよ!」
自分で言うと、ティトは人の姿から――まん丸の子犬の姿に変わった。
「きゃんきゃん!」
「おー、立派な狼だなァ」
ティト本人はキリッと表情を引き締めて背筋を伸ばしているが、残念ながらその姿は狼ではない。
「きゃうん!」

