彼女はなおも強がると、懐から手のひら大の青く透き通った魔石を取り出す。美しい石だが、サフィの瞳の色ほどではない。
「見てなさい。あんたなんかとは違うって教えてやる」
メルニエラが魔石を握ると、青い石は明るい輝きを放った。
眩さはいっそ不吉にも思え、アルトリシアは怯えたように後ずさる。
(メルニエラが魔法を使ったら……)
大規模な火事は収まるかもしれないが、外に逃げた人々まで巻き込む可能性がある。
彼女の持つ石の色からして、水を呼び込もうとしているのは間違いないだろう。
「だめだよ、メルニエラ! みんな流されちゃう!」
「見てなさい。あんたなんかとは違うって教えてやる」
メルニエラが魔石を握ると、青い石は明るい輝きを放った。
眩さはいっそ不吉にも思え、アルトリシアは怯えたように後ずさる。
(メルニエラが魔法を使ったら……)
大規模な火事は収まるかもしれないが、外に逃げた人々まで巻き込む可能性がある。
彼女の持つ石の色からして、水を呼び込もうとしているのは間違いないだろう。
「だめだよ、メルニエラ! みんな流されちゃう!」

