そのあとはふたりがかりで客引きをしたおかげもあって、ぽつぽつと人が訪れ始めた。
「これ、おいくらですか?」
「この形で紫の石があったら欲しいんですけど……」
「もうちょっと安くなりません?」
同時に話しかけられるこ回数も増え、アルトリシアの頭はすぐいっぱいになった。
「えっと、えっと、ちょっと待ってくださいね」
ゼノハルトは必要以上に手を出そうとせず、彼女の頑張りを見守る。自分がすべて引き受ければ、彼女に申し訳ない顔をさせるとわかっていたからだ。
「これ、おいくらですか?」
「この形で紫の石があったら欲しいんですけど……」
「もうちょっと安くなりません?」
同時に話しかけられるこ回数も増え、アルトリシアの頭はすぐいっぱいになった。
「えっと、えっと、ちょっと待ってくださいね」
ゼノハルトは必要以上に手を出そうとせず、彼女の頑張りを見守る。自分がすべて引き受ければ、彼女に申し訳ない顔をさせるとわかっていたからだ。

