長い付き合いなだけあって心配になったのか、ルブも硬い顔つきで兄のあとに続く。
アルトリシアはひとまず自身が座っていた空箱にゼノハルトを移動させ、膝の上にのった。
「これでお店屋さんをしてますってわかってもらえるかな? 私、ぬいぐるみみたい?」
「たしかに今日のお前は人形のようにかわいらしいな」
そう言って娘を褒めたゼノハルトが優しく微笑する。
ルブの狙い通り、アルトリシアを抱いている彼はまとう空気が急に柔らかくなる。これならば千客万来とまではいかずとも、まったくゼロのまま一日を終えずに済むだろう。
アルトリシアはひとまず自身が座っていた空箱にゼノハルトを移動させ、膝の上にのった。
「これでお店屋さんをしてますってわかってもらえるかな? 私、ぬいぐるみみたい?」
「たしかに今日のお前は人形のようにかわいらしいな」
そう言って娘を褒めたゼノハルトが優しく微笑する。
ルブの狙い通り、アルトリシアを抱いている彼はまとう空気が急に柔らかくなる。これならば千客万来とまではいかずとも、まったくゼロのまま一日を終えずに済むだろう。

