ふんわりとした裾のワンピースには、アルトリシアの好きなリボンがいくつもついていた。薄いピンクと白を使用した意匠は、アルトリシアと同じ年頃の子どもの間で流行っているものだ。
使用人たちが、服は着られさえすればいいと思っているゼノハルトの代わりに本気を出した結果、どこの姫だろうかと思われるほど可憐な少女が誕生した。
髪にはゼノハルトからもらった髪飾りをつけている。花弁のひとつはお守りとして彼にあげたため、そこだけは違う色の石が新しくはめ込まれていた。同じ石の用意がなかったために若干色合いが異なるが、これはこれでとてもきれいだとアルトリシア本人は気に入っている。
使用人たちが、服は着られさえすればいいと思っているゼノハルトの代わりに本気を出した結果、どこの姫だろうかと思われるほど可憐な少女が誕生した。
髪にはゼノハルトからもらった髪飾りをつけている。花弁のひとつはお守りとして彼にあげたため、そこだけは違う色の石が新しくはめ込まれていた。同じ石の用意がなかったために若干色合いが異なるが、これはこれでとてもきれいだとアルトリシア本人は気に入っている。

