虐げられ幼女は、神子だろうと聖騎士パパ&もふもふお兄ちゃんたちと平凡に生きたい

 自身が『鑑定』したように守りの力を常に発現しているのなら、軍人のゼノハルトにはぴったりだろう。

「わかりました。要望があるのなら承りますよ」

「うーんと、うーんと……じゃあ……」

 サフィが横であくびを噛み殺す中、アルトリシアは金の鎖を付けてほしい、邪魔にならないよう小さめに作ってほしい、などと注文をつけた。そう時間をかけずに完成したお守りは、細い鎖の先に枠にはめ込まれた魔石が垂れ下がる単純な作りのもの。しゃらりと揺れるそれをアルトリシアはとても気に入った。

「素敵なお守りをありがとうございます!」