(ゼノハルトさんは失神なんてしないもん)
サフィを咎めてから、深呼吸をして父の袖を引く。
「あの、私も言わなきゃいけないことが」
「どうした?」
アルトリシアは心を決め、左右の手にはめていた指輪を外す。
「私にも魔獣のお友達がいるの」
柔らかな手のひらの上に置いてあったふたつの指輪が溶けて消える。
次いでそこに現れたふたりの男を見て、ゼノハルトが咄嗟に立ち上がろうとした。一方、ファイスは驚いた顔のまま微動だにしない。
「こんな感じの登場でよかったか?」
ルブがいたずらっぽく笑い、アルトリシアに言う。
「う、うーん。たぶん」
サフィを咎めてから、深呼吸をして父の袖を引く。
「あの、私も言わなきゃいけないことが」
「どうした?」
アルトリシアは心を決め、左右の手にはめていた指輪を外す。
「私にも魔獣のお友達がいるの」
柔らかな手のひらの上に置いてあったふたつの指輪が溶けて消える。
次いでそこに現れたふたりの男を見て、ゼノハルトが咄嗟に立ち上がろうとした。一方、ファイスは驚いた顔のまま微動だにしない。
「こんな感じの登場でよかったか?」
ルブがいたずらっぽく笑い、アルトリシアに言う。
「う、うーん。たぶん」

