「ない。この子が人間と違うのは身体に黄玉の核があって、子犬の姿に変われるだけだ」
ティトが「きゅん」と小さく声を上げる。それを聞いたファイスが微笑んだ。
「訂正しよう。本人は狼のつもりだから」
『狼ィ?』
すかさずサフィが言う。まん丸の毛玉と蒼い狼が同じ生き物に思えないのはアルトリシアもそっと同意した。
「……まさかこんな話を聞くとは」
ゼノハルトの深いため息を聞き、アルトリシアは彼を見上げた。
(サフィとルブを紹介するなら今なのかな)
『アルティが言いたいなら、今が一番いいと思う。流れで受け入れてくれそうだ』
『常識にねェ話ばっかりされて、失神したりしてな』
ティトが「きゅん」と小さく声を上げる。それを聞いたファイスが微笑んだ。
「訂正しよう。本人は狼のつもりだから」
『狼ィ?』
すかさずサフィが言う。まん丸の毛玉と蒼い狼が同じ生き物に思えないのはアルトリシアもそっと同意した。
「……まさかこんな話を聞くとは」
ゼノハルトの深いため息を聞き、アルトリシアは彼を見上げた。
(サフィとルブを紹介するなら今なのかな)
『アルティが言いたいなら、今が一番いいと思う。流れで受け入れてくれそうだ』
『常識にねェ話ばっかりされて、失神したりしてな』

