《風邪引くなよ? お前もう寝ろ》
奏が言った。
「まだ喋ってたい…」
《いいから。ほら、さっさと寝る》
「はーい…」
奏の言葉に、渋々と電話を切った。
もっと電話してたかったけど、心配してくれてるのはシンプルに嬉しいよね…。
早く明日学校で奏に会いたいと思いながら眠った。
次の日は普通。
くしゃみも出ないし!
って、雪降ってる…。
大して降ってるわけではないけど、寒いって…。
雪の中頑張って登校をしてると、奏の後ろ姿が遠くに見えた。
やった! 朝から奏!
ちょっと早歩きで奏に近づこうとしたら、足を滑らせて転んだ。
道路凍ってんじゃん!
う~…寒い…。
「くるみちゃん、大丈夫?」
周りの子たちが心配してくれる。
あたしはニコッと笑って「大丈夫だよ」と返した。
奏は遙か後ろのあたしに気づくわけもなくどんどん行っちゃうし…。
心配してくれる周りの子たちをほっといて奏のところに行くわけにもいかないので、仕方なくそのままその子たちと登校した。
寒気やば…。
学校に着いたので、荷物を置いてから奏の教室に向かった。
なんかぼーっとする~…。
「奏くん…」
教室の前で奏を呼ぶと、あたしのところにやってくる。
奏にへらっと笑って…
って、あれ?
「えっ、ちょっと、おい!」
なんか立ってられなくて、気がついたらふらふらと奏の腕にしがみついてる…。
あ、なんかやばそう…。
と思った瞬間、身体がふわっと浮いた。
ん??
奏が言った。
「まだ喋ってたい…」
《いいから。ほら、さっさと寝る》
「はーい…」
奏の言葉に、渋々と電話を切った。
もっと電話してたかったけど、心配してくれてるのはシンプルに嬉しいよね…。
早く明日学校で奏に会いたいと思いながら眠った。
次の日は普通。
くしゃみも出ないし!
って、雪降ってる…。
大して降ってるわけではないけど、寒いって…。
雪の中頑張って登校をしてると、奏の後ろ姿が遠くに見えた。
やった! 朝から奏!
ちょっと早歩きで奏に近づこうとしたら、足を滑らせて転んだ。
道路凍ってんじゃん!
う~…寒い…。
「くるみちゃん、大丈夫?」
周りの子たちが心配してくれる。
あたしはニコッと笑って「大丈夫だよ」と返した。
奏は遙か後ろのあたしに気づくわけもなくどんどん行っちゃうし…。
心配してくれる周りの子たちをほっといて奏のところに行くわけにもいかないので、仕方なくそのままその子たちと登校した。
寒気やば…。
学校に着いたので、荷物を置いてから奏の教室に向かった。
なんかぼーっとする~…。
「奏くん…」
教室の前で奏を呼ぶと、あたしのところにやってくる。
奏にへらっと笑って…
って、あれ?
「えっ、ちょっと、おい!」
なんか立ってられなくて、気がついたらふらふらと奏の腕にしがみついてる…。
あ、なんかやばそう…。
と思った瞬間、身体がふわっと浮いた。
ん??



