肩を落とし ポケットに イチゴのストラップをしまい込む俺。 綺月はというと 「あっ! 心美からメッセが届いてたんじゃん!」 奥歯をガチガチ鳴らし 「即レスしたかったのにぃぃぃ」と、 スマホを覗き込んでいる。 メンタルがふにゃっている俺は 『綺月! ダンス練習、するぞ!』 なんて 強気発言はできなくて…… 「自販機、行ってくるわ」 肩を落とし。 重い足を、なんとか動かして。 自分のハートへの極甘補給に、 ダンス部屋を後にした。