その駅には、ちょっとおしゃれなスポットがあって、季節ごとに色々模様替えしてるんだよね。秋になってからはまだ行ってなかったから、寄ってみようかと思ったんだ。
「、、、きれい、、。」
今の季節が秋だから、紅葉などを意識したスポットになっていて、とってもきれいだった。
そこに、一人の背中が私の瞳に写った。
その後ろ姿は海飛だった。17年間も見つめ続けてきたから間違いはない。
そして海飛は、一人の女の子に抱きしめられていた。
その女の子、、私は知らなかった。
恋愛小説ではよくある。兄妹とかとハグをしていて、ヒロイン又はヒーローが勘違いすることが。
でも、私と海飛の間ではそれは絶対にありえなかった。
それくらいお互いのことをよく知っていて、なんなら私なんて、海飛のいとことかとも会ったことあるし。
私が知らない人、つまり海飛と今まで接点がなかったはずの人。
、、、それか、、海飛のカノジョ、、、。



